私は自分から誰かに話しかけられない性格です。治せるでしょうか

人に話しかけられない。いつからそうなってしまったんでしょうか。そして何か原因のようなものがあると思うんです。その原因を探っていくことが、この問題を解決させるために必要なことでもあるんですね。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

本日は、「自分から誰かに話しかけることができないのですが……治せますか?」というご質問に、お答えしたいと思います。

自分から誰かに話しかけることができない。

これは、症状が「話しかけることができない」というひとつの症状だったとしても、その背景に複数の名称の、心の問題があります。

単なる緊張や、引っ込み思案であれば、「話しかけたい」という気持ちと勇気だけで、話しかけることができます。

例えば進学して、新しい学校や新しいクラスに入ったときなどは、大抵が「誰かと話をして、友達を作らなければ」という、半ば義務感のようなものでもありますがそのような感情を通して、勇気ひとつで知らない人に話しかけ、友達の輪を広げてゆくものです。

その過程で、心ある集団であれば一人になってしまった人にも誰かが話しかけ、仲間に入れてゆく。

しかし、このようなありがちなシーンひとつとっても、偶然に誰かが一人ぼっちになってしまい、そのまま誰にも気にかけられずに孤独な学生生活を送ることになると、これを切っ掛けに、たったの数週間で、勇気を出してもどうしても「人に話しかけることができない」という症状を呈することがあります。

単なる緊張や、引っ込み思案の枠を超えてしまい、心の問題へと発展してしまう……そんな実例が実際にあるのです。

これは、他人と接することが怖い……という対人恐怖症となって表れることもありますし、緘黙症(かんもくしょう)という名で、家庭では問題なく発語できるけれども学校や会社でだけ話ができない、発話が不可能になってしまう、という心の問題になっていくこともあるのです。

とりわけ、緘黙症はあまり知られた名前ではなく、知られていても、子どもの心の問題であり、大人になるにつれて自然と治っていく……という認識をしている人が、医師の中にもおおぜいいます。

緘黙症が大人にも見られる症状、大人になっても発症するものであるということがわかったのは、ごく最近のことと言って良いと思います。

ちなみに、緘黙症と同時に、対人恐怖症になってしまう場合もあります。

いずれの場合も、「他人に話しかけることができない」という性格は共通しています。そして、「治せるでしょうか」というご質問には、私は必ずこう返答いたします。

はい、治せると思います。治った実例もあります、と。

人に話しかけることができない……という症状の裏には、必ず、「自分は人に話しかける資格なんてない」「人に話しかけても、輪に入れてはもらえない」「人に話しかけても、自分の話はつまらなくて、楽しんではもらえない」「人に話しかけたら、変な人だと思われてしまう……」といった、劣等感に近しい感情が潜んでいます。

これは、対人恐怖症であっても、緘黙症であっても基本的に同じです。

従って、この性格……性格というよりも、症状というべきだと思いますが……を克服するためには、そうしたある種の劣等感を克服することが不可欠です。

実際には、「自分から誰かに話しかけられない」と言う人が、誰かにもし話しかけたとしたら、話しかけられた人は、どのような反応をするでしょうか?

おそらくは、それを変だとか、変な人に話しかけられたとは思わずに、ごく普通の対応をすることでしょう。

しかし対人恐怖症や、緘黙症があると、そうしたことが上手に想像できず、むしろ悪い想像ばかりしてしまうために、人に話しかけることができなくなる……という結果になってしまいます。

従って、人に話しかけることができないという場合は、自分が「もしも」人に話しかけたときに、その人からどのような反応をしてもらえるか? ということについて、良好な想像をしてみるところから、始めなくてはなりません。

相手に、いい反応をしてもらえないかもしれない……という想像がエスカレートしてしまうと、あなた本人の態度はオドオドするようになります。

挙動不審になれば相手に嫌われる……という意識がますますあなたを焦らせ、挙動不審であることを避けようとするあまりに、かえって挙動不審になるという悪循環に陥ります。

こうしたことを避けるためにも、相手が自分に対していいイメージを持ってくれるに違いない! というイメージトレーニングを常に行うことは有効です。

さらに、対人恐怖症や緘黙症で、人に話しかけられない……という人が、必ずといっていいほど行ったということに、それらの症状の「原因を探る」ことが挙げられます。

冒頭でご紹介した事例に、学生生活の初頭で友人の輪に入ることにつまづき、そのまま緘黙症を引き起こす……といったものがありました。

これは実際にとある男性が体験したことで、高校に入ったときに友人関係を上手に築くことができず、そこから人が変わったように話すことができなくなってしまい、そのまま大学生活を経て、職を転々としながら十数年社会人を続けるまで、緘黙症と対人恐怖症の克服はできませんでした。

しかし、緘黙症という症状に興味を持ち、その内容をつぶさに調査するという目標ができたとき、彼はおのずから、高校生活が始まるときの自分を克明に思い出したといいます。

人に話しかけることができない、という方は、大抵その過去に、話しかけることのできない原因を持っています。

幼少期であれば、自然に克服してゆくことがありますが、大人になってからの対人恐怖症や緘黙症は、その原因を探ることなくして克服はできない。

けれども、必ず治るものであること思っています。治った実例があることも確かです。

なかなか治らないという絶望感にひきずられることなく、過去の実例を励みにしていただけることを願ってやみません。

心の問題を解決させる近道としては過去に何があって今こうなっているのかという原因を知ることです。

何かをきっかけとして今の状態が作られているということが多々あります。

過去の問題と向き合うというのは心に負担をかけてしまう場合もあります。

ですので心の学びを通して、向き合っていける心の状態を作っていくということも大切なんですよ。

人に話しかけられないという状態を克服する方法はいかがでしたか。心の問題を乗り越えていくヒントをもっと知りたい方はこちら

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