私はあがり症で朝礼で話す時に震えてしまいます。克服するにはどうしたらいいですか

人前で発表などをしようとするとあがってしまい、上手く喋れないというお悩みをよく聞きます。べつにあがることは変なことではないんですね。このあがり症を克服するための方法をお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、あがり症の克服ということについて、考えてみたいと思います。

あがり症もまた、対人恐怖症、対人不安のひとつのタイプです。

人前に出るとあがる、複数の人の前で話すことが緊張する、手に汗をかく、震える……。色々な症状がありますが、これらは対人不安という心の働きから出ている症状なのです。

誰しも、みんなの前で話をする! となれば緊張しますね。

幼稚園児はそうではないかもしれませんが、小学生にもなれば先生に指されて答えることだけでも緊張し、個性によっては身体が固まってしまう子もいます。

「あがる」のは、珍しい症状ではないのです。

ただ、ありがちなだけに、誤った認識も横行していますので、気をつけていただきたいところです。

つまり、「場数が足りない」「慣れが足りないから、あがるんだ!」という認識です。

特に、社会人となり会社に入って、上司があがり症ではなく、理解も薄い場合などは、上司自身にろくにあがった経験がなく、「おまえ、こんなことでアガるなんて、努力が足りないんじゃないか」「やる気が足りないんじゃないか」
などという、心ない言葉をかけられてしまうこともあります。

悪くすると、これを切っ掛けにして、あがり症以外の対人恐怖症を併発してしまう可能性さえもある、危険なフレーズです。

しかし、あがり症の方、安心してください。

あがるのは、努力不足でも、やる気不足でもありません。これは正常な、脳の働きによるものなのです。

人間には、人間の基本機能として、「自尊心」というものが備わっています。

自尊心が損なわれれば、人間はさまざまな心の問題を抱えて、対人恐怖症とは違った、或いはもっと深刻な、トラブルを引き起こします。

人間は、自尊心を保つことによって、正しく存在していられるといっても良い。

朝礼や発表などといった、「失敗の可能性のある場」においては、その大切な自尊心を、傷つけられる可能性があります。

ですから、心が『危険だよ!』という信号を発し、身体は『危険を避けよう!』と行動しますので、結果として身体や舌が固まってしまったり、汗が噴き出したり、震えたりという身体症状があらわれてくるのです。

まずは、「あがる」ということが、実に普通の脳の働きから来ることを認識しましょう。

それは、あなたの性格のせいではないし、やる気のせいでも、意識のせいでもありません。

次に、「あがる」背景と素因を認識してみましょう。

人前であがってしまうということは、以前に、「人前で話すことは、危険だ(自尊心を傷つけられる)」という経験をしている可能性が非常に高いです。

多くは小学生ですとか、幼児期などの体験ですが、そうと限ったものでもなく、中高生、大学生になっても、トラウマになる体験をすることはあります。

みんなの前で発表したり、先生に指されて発言をしたときに、すらすらと話せなくて恥ずかしい思いをした、間違えて笑われた、といった経験が、記憶の中に「自尊心を傷つける危険な行為」として残ってしまい、成長してからの「あがり」につながっている場合がほとんどです。

幼児期の経験ですから、その切っ掛けとなった出来事が、思い出せるとは限りません。

しかし、社会人になってからのプレゼンが「ただの緊張」で済む上司と、「あがって話ができない」あなたとの違いは、そうしたちょっとした、過去の経験の違いに過ぎません。

とはいえ、努力や気合いでなんとかなるものではありませんから、「やる気が足りない」という評価があったとしたら、それは全くの的外れなのです。

こうした、「あがり症」を克服するために有効な手段は、練習とイメージトレーニングです。

みんなの前ではあがってしまっても、自分一人のときはちゃんとしゃべれるし、震えも来ない……。これが、対人恐怖症の、あがり症の症状です。

あがり症の人は、「失敗せずにしゃべらなくては」という意識をとても強く持っています。

その意識とは裏腹に、失敗せずにしゃべれる自信は全くありません。

ぜひ、まずは一人のときに発声練習を行い、しゃべる練習を行い、自分のしゃべりに自信をつけてください。

発声練習、しゃべりの練習の方法は、検索すればいくらでも見つかります。録音して確認してみるのも良いと思います。

次に、おおぜいの前でしゃべるイメージトレーニングも行いましょう。

もちろん、自分の部屋で、誰も聞いていないときに、一人で行うものです。

朝礼のときにあがるのでしたら、朝礼のときをイメージして、会社のみなさんが聞いているのを想像し、朝礼で話すことを話してみましょう。

簡単なようですが、この2つはあがり症を改善するための非常に重要な、しかも有効な手段ですので、あがり症で悩んでいるのであれば是非実行してみていただきたいと思います。

最後に、トレーニングではないですが、『魔法の言葉』も、あがり症には有効です。

それは、自分のために心の中で、しゃべる前に小さくつぶやく言葉。好きなものなんでも良いです。

「みんなジャガイモ」でもいいと思います。「大丈夫大丈夫私はしゃべれる」と言う人もいます。

「ビビディバビディブー」でも良いでしょう。

あなただけのキーワードを見つけ、自分自身に魔法をかければ、もう怖いものはないのです。

思い込みの力というのは思っている以上に強いものなんです。

特に自分への制限をかけやすい力なんですね。

私は○○だから…といった考え方、

確かにそう考えてしまう失敗を過去にしてしまったかもしれませんが、これから先もずっと同じ結果になるとは決まっていません。

ではこの問題を乗り越えた自分はどうなっているんだろう?そんな未来に目線を向けてみることも大切です。

そんな心の学びをしていくことで、克服していく助けにもなったりしますよ。

あがり症を克服するための方法についてはいかがでしたか。今抱えている悩みや問題を少しでもよくしていくためのヒントを知りたい方はこちら

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