彼女が対人恐怖症です。どうしてあげたらいいですか

彼女が対人恐怖症ですというお悩みを聞くことも増えてきたような気がします。パートナーとしては力になってあげたいと思いますよね。ではいったい何をしてあげられるのか、今回はそれをお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回のご相談は、「彼女が対人恐怖症です」……ということで、パートナーが対人恐怖症である、あるいは、対人恐怖症にかかってしまったら? というご相談ですね。

こうしたご相談も、年々増えている状態だとは思います。

対人恐怖症の症状によっても、差がありますが、一般的にできる対処について、お伝えさせていただきます。

男女を問わず、パートナーが対人恐怖症で苦しんでいるとあれば、助けてあげたいと思うのが当然ですね。

しかし、軽く何かをしてあげるだけでは救うことができないのが、対人恐怖症をはじめとする、心の問題です。

こんな例があります。

社会人男性で、ご自分も鬱の経験を持っていた方が、対人恐怖症の女性とお付き合いをするようになりました。

自分自身も、若い頃に鬱と戦った経験がありますので、心の問題に対してある程度の知識はあり、彼女のことは何とかしてあげたいと思うのですが、励ましても、叱咤しても、彼女の対人恐怖症は一進一退で改善という改善はみられません。

彼女としては、いつも他人から見られているという恐怖感があり、公の場では、自分で自分の行動が挙動不審に感じられてしまうというだけではなく、実際に電車に乗ったりすると、前もうしろもわからなくなってしまって、人にぶつかったり、本当に挙動不審になってしまうというので、実生活にも支障があり非常に悩んでいる状態でした。

このようなケースでは、パートナーの立場から治療をしてあげるということはほとんど出来ません。

治療自体は、心の専門家にお任せするしかないでしょう。

実際に、例に挙げた女性の場合も、既に投薬治療と、ある程度のカウンセリングは行っているということでした。

ただ、パートナーの立場としてはまず、同じ心理カウンセラーによるカウンセリング、或いは、同じ病院での精神科の治療が、長期間目に見える効果をあらわさない場合は、転院やセカンドオピニオンを勧めるのもひとつの手かと思います。

対人恐怖症をはじめ、心の問題が改善するかどうかは、クライアントさんと、カウンセラー、あるいは担当医との相性や、治療方針との相性が非常に重要です。

何年も同じ治療を繰り返しているのにも関わらず、悪化する、全く改善しない……といったような場合には、環境を変えて試してみると事態が動き出す可能性があります。

それは、クライアントさん一人だけでは難しい場合があり、現在通っているカウンセリングルームや、医療機関からも勧められることはまずありませんから、本人の希望を重視しつつも、パートナーさんから提案することがあっても良いのではないでしょうか。

もちろん、もしも対人恐怖症の方がどの医療機関も利用せず、カウンセリングも未経験という場合には、パートナーさんから、専門家への相談をするよう、すすめてあげてください。

また、対人恐怖症の彼女が、あえて苦手とする場面に付き添ってあげるのも、ひとつの方法です。

例えば例に挙げた女性の場合であれば、彼に付き添ってもらって電車に乗ってみたり、公共の場所に出かけると、改善の糸口を見つけられるかもしれませんね。

しかしこれは、ケースバイケースの面も否めませんので、通っているカウンセリングルームの先生と相談して……という形をおすすめします。

一緒に受診してあげるのも、良いのではないでしょうか。

基本的に、対人恐怖症の場合には、恐怖症があるからといって、人目につかないよう生活することは推奨されていません。

対人恐怖症で仕事をするのが難しい……という場合でも、なんとかできる仕事、人と接することの少ない仕事、症状に合った仕事を探し、少しでも人前に出る時間を残しておく。

そして、症状の改善に従って人と接する時間を増やすことが求められます。

外出に緊張が伴い、支障があるという場合でも、外出を止めてしまうと、より外出に対する恐怖感を助長してしまうので、おすすめできません。

担当の専門家と相談のうえで、パートナーさんが付き添ってあげるなどして外出を続けることが、対人恐怖症の改善を促す可能性があります。

当然のことですが、対人恐怖症の方に対して、「そんなんじゃいつまでたってもダメだよ」というような言い方をしたり、その症状を否定するような表現をしたりすると、却って心を閉ざしてしまい、事態を悪化させますので、これはNGです。

特に例にあったような男性と違い、心の問題を抱えたり、それに触れたことのない男性であれば、なかなかパートナーさんの辛さに寄り添うのは難しいかもしれませんが、分からないならば分からないなりに、優しく見守ることが第一であるといっても良いと思います。

対人恐怖症は、結局は症状を呈する本人が、自分自身の意識を改革しなければ、なかなか改善するものではありません。

そういった意味では、パートナーさんにできることは限りがありますが、相手の方がどのようなタイプの対人恐怖症なのかを踏まえながら、共に歩んでいく心構えが大切ですね。

心の問題というのは、本当にデリケートな物も多いです。

対人恐怖症もその症状は人によって本当に度合いが違います。

そういった理解を深めていくことも大切なことの一つなんですね。

もしも力になってあげられることがあるとしたら、一緒に心を元気にしていく取り組みや、学びなんかをしていくのもいいですね。

対人恐怖症の彼女がいる場合の有効な対策法についてはいかがでしたか。心の問題を乗り越えて元気な自分に戻るためのヒントを知りたい方はこちら

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