対人恐怖症ってどんな症状?

対人恐怖症という言葉を聞いたことはあるでしょうか。この症状は様々なパターンがあります。今回は代表的な症状をご紹介します。また初期症状は軽いですが放置するのはとっても危険なんですね。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、10人に2人がその傾向を持つと言われる、「対人恐怖症」についてお話させていただきたいと思います。

対人恐怖症とは、どのような症状なのでしょうか?

対人恐怖症は、神経症の一種です。近年では「社会不安障害」という名前でも知られるようになってきています。

たとえば人前で話す、初対面の人に会う……など、人と接するにあたって非常に緊張するような場面は、誰でも体験するものです。

しかし、そのことに対して大きな恐怖感を抱き、人に会いたくないあまりに外出できない、仕事にも行けない、外に出たいけれども、出ようとすると身体が緊張してしまう、震えてしまう……といった症状があらわれてくると、これは対人恐怖症という神経症と判断することができます。

対人不安・対人恐怖には、いくつかのパターンがありますので、順にみていきましょう。

1.スピーチ恐怖

最も訴える人が多いのが、「スピーチ恐怖」です。

スピーチ恐怖は、ほとんどどのような人でも、軽いものであれば感じたことがあると思います。

大勢、或いは複数人数の前でプレゼンテーションをする。

結婚式の披露宴で、スピーチを頼まれる。

学校での発表。人生では、スピーチの場面を何度も迎えます。

そのたびに、大半の人が緊張を感じ、身体がこわばったりしますが、普通であれば、勇気を振り絞って発言するものですね。

これが、どうやっても頭が真っ白になってしまう、プレッシャーが強くかかり、不安が大きくて声が出せない……つまり、勇気ではどうにもならない。

しかし、スピーチの場面でなければ、日常生活は全く滞りなく送ることができるのも、スピーチ恐怖を抱える人の特徴で、だからこそ、対人恐怖症や、心の問題だと捉えることをしないまま、「自分は勇気が足りないんだ……」等という悩みを抱えてしまうのも特徴なのです。

2.赤面恐怖

これも、聞いたことがあるという方は比較的多いのではないでしょうか。

一対一であっても、人前に立ったり、人と会ったりすると、顔が赤くなってしまって、恥ずかしい思いをする。

その経験が心に残ってしまい、人に会うことが苦痛になり、人から意識されることや、集団の中に入ることを避けるのが、赤面恐怖です。

偶々、緊張しているときに「顔が赤くなってるよ、大丈夫?」などと誰かに指摘され、それが恥ずかしくて、以来人前に出られなくなってしまった……というタイプの方もいらっしゃいます。

3.対人緊張

 

対人緊張とは、人間関係をスムーズに築けないという症状です。

これも対人恐怖の中では非常に多いということができるでしょう。

職場や、学校などで、人との関係の築き方、コミュニケーションのとり方がわからず、孤立することが多い。

一方で、自分以外のみんなは仲が良く、自分だけが仲間はずれにされているように思えてしまい、人の輪に入ることを避けてしまうので、ますます孤立を深めるという、悪循環を招きます。

4.視線恐怖

他人が、自分のほうを見ている、みんなが自分のことを噂している……というような、一種の妄想を抱いてしまいます。

何をしていても、人から見られているという緊張で落ち着くことができません。

一方で、視線恐怖には、「自分が、人のことを見ていると思われちゃう!」という方向性で落ち着かない思いを抱いている人もいます。

これもまた、見られていると思われてはいけない……という理由から常に緊張を強いられ、辛い思いをすることに違いはありません。

対人恐怖の症状の、代表的なものをご紹介致しましたが、実際にはこれだけに留まるものではありません。

人前で食事ができない、会食恐怖。

誰かに聞かれることが気になって、人前で電話を取ることができない、電話恐怖。

人と話をすると、緊張でポタポタたれるほど汗をかいてしまう、発汗恐怖。

上司の目が気になって恐怖を感じ、お茶出しをしたり、パソコンも上手に打てなくなってしまう、振戦恐怖。

人前で字を書くことに抵抗がある、書痙。

職場のトイレや公共のトイレで用を足せなくなってしまう排尿恐怖。

自分の汗や口臭が気になって人間関係を築けない、自己臭恐怖。

人前で、お腹が鳴るのが気になって人前に出られなかったり、常にお腹いっぱい食べてしまう腹鳴恐怖……。

それらの中には、上司や周囲の人の、「顔が赤いね」「緊張してるね!」「あ、今お腹なったね!」といったような、ほんのなにげない一言や、指摘が引き金になっていることも多く、対人恐怖症がいつ誰にでも起こりうる心の問題だということがわかります。

症状も、軽いものから重篤なものまで様々ですが、初期症状は軽く、放置するほど重篤化する一面も否めません。

生きづらいなぁ……ですとか、もしかして対人恐怖症? と思うようなことがあれば、一度、心の専門家にお話してみることもおすすめ致します。

また凝り固まってしまった思い込みが原因になっている場合もあります。

いつからか持ってしまった思い込み、それはネガティブに強烈に心と体に影響を与えてきます。

心と体は繋がっていますからね。

その思い込みは自然と自分の中で変なルールみたくなってしまって、それが生き辛さを与えているなんていうこともあったりします。

心の学びをすることによって、そんないらないルールなんかも手放していくことができますよ。

対人恐怖症の主な症状のお話はいかがでしたか。心の問題に負けないようになるためのヒントをもっと知りたい方はこちらから

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