インナーチャイルドって自分の恋愛観と関係あるの?

人それぞれ恋愛観ってありますよね。じつはインナーチャイルドはそんな恋愛観にも影響を大きく与えるんです。異性が信用できないという感情があったとしたら、何かしらの原因が考えられるんです。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、時折ご質問のある、「インナーチャイルドと恋愛観」というものについて、お話をさせていただきたいと思います。

インナーチャイルドが、自分の恋愛観と関係しているのですか?
とご質問をいただく場合があります。

結論から申し上げますと、これは「あります」。しかも、大ありです。

少し大げさに言えば、インナーチャイルドこそが、自分の恋愛観をつくりだしていると言っても過言ではないくらいなのです。

とても不思議で、残念といえば残念なことなのですが、私たちは両親から、結婚について最初に学びます。しかも、ネガティブなことほど、私たちの中に影響を残しやすいと言えます。

インナーチャイルドに、恋愛観についての傷を残しやすいのは、両親が不仲であった場合や、子どもの目の前で喧嘩があったり、あまつさえ家庭内暴力があったりしたような場合です。

良い子でいなければいけなかった、その想いが強すぎて…

このような例があります。

現在20代後半にさしかかった女性ですが、彼女が幼い頃、家では毎晩のように両親が喧嘩をしていたといいます。両親が喧嘩をすれば、当然、父親も母親も機嫌が悪くなり、彼女への扱いも邪険になります。特に父親は彼女の存在を無視することも日常茶飯事でしたし、母親もまた、虫の居所が悪いと子どもたちに対しても怒鳴りつけたり、或いは涙を流したりと不安定な日々を送っていました。

やがて、女性も成長して恋愛をするようになりましたが、異性と付き合っても緊張が取れず、安心できることがありません。きっとこの相手とは相性がよくないんだ……、と思い、別れてしまうと、次の相手が欲しくなります。

次こそ、きっと私のことを安心させてくれる男性に出会える。そう思うのに、次に付き合った相手もやはり、彼女に不安を与えます。その繰り返しで女性は、恋愛そのものが怖くなりました。男性と付き合い、結婚をしたとしても、いつも喧嘩をしたり、父が母にしたような暴力があるのかもしれないと思うと、とても安心できません。

彼女は、幼い頃、両親がどうやったら仲よくできるものか、本当に頭を悩ませたものでした。自分がよい子にしないせいかと考え、必死でよい子になるように努力しました。我侭を言っても怒られるだけですから、素直な気持ちを表現することなど、とてもできなかったのです。そのときのネガティブなイメージが、大人になっても影響を与え、一種の男性不信のような恋愛観を作り出していました。

彼女は不安の原因が、過去にあることを知り、インナーチャイルドを癒やすことを覚え、もう男性に対して不安になる必要はないのだということを学びました。恋愛観も、少しずつ変化をみせることでしょう。

その喧嘩や暴力の原因が何であったにしろ、子どもは子どもなりに、幼い頃は、両親の関係改善のために頭を悩ませ、努力をします。

家庭の雰囲気が悪ければ、子ども自身もビクビクしますから、子どもにとっても両親の不仲は死活問題なのです。両親の不仲の原因を、自分のせいだと考え、自己否定の傾向を強くしてしまう子どもも多くいます。すると、そのインナーチャイルドは恋愛観だけではなく、自分の人生そのものに自信が持てないといったような心の問題を引き起こすこともあります。

インナーチャイルドによる、恋愛観への影響は、両親が不仲であった場合に限りません。父親、或いは母親から、子どもに対する人格の否定が激しかった場合も、恋愛観に影響を与えることがあります。

子どもが小さな失敗をしたときに親が発する、「おまえは本当にできないなぁ」といった軽い否定の言葉でも、繰り返されれば「自分は、できない、だめな子なんだ……」という意識を子どもに植え付けてしまいます。

また、子どもはよく、お店に行って、色々なものを欲しがりますね。そこで、「ダメ! 行くよ! ついてこないと、置いていくよ!」なんて、厳しい言葉をかけがちですが、これもまた子どもの欲求を力尽くで押さえ込む行為です。子どもの立場から見れば、「言いたいことを言ってはいけないんだ、自分の欲求を表現したらお母さんは怒るから、ダメなんだ」ということになります。

すると、恋愛観にどのような影響を与えるかといいますと、「自分はだめな人間だから、恋愛なんてできない」「異性から相手にされるわけがない」「相手にしてくれる異性は自分をだまそうとしている」「何かウラがあるに違いない」という考えに至ることがあります。また或いは、付き合った相手に対して自分の言いたいことをはっきりと言えない、というパターンを持つこともあります。

インナーチャイルドの傷は、大人たちの行動に一定のパターンを持たせるのです。何度恋愛をしても、同じことになってしまう。そこから先に進めない、などのパターンが繰り返されます。

自分の恋愛に、特に自分の恋愛が壊れるときに、パターンがあるということに気付いたならば、その原因はインナーチャイルドの傷にあるかもしれません。ネガティブな連鎖から抜け出すためには、インナーチャイルドを適切に癒やしてあげることが必要です。

インナーチャイルドと恋愛についての話はいかがでしたか。心の問題を解決していくためのヒントを知りたい方はコチラ

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