インナーチャイルドのカウンセリングとは?どんなことをやるの?

インナーチャイルドを癒すための方法としてカウンセリングがあります。そのカウンセリングはどのように行われるのかと、不安になってためらってしまう方もいます。ですので今回はカウンセリングに関してのお話をさせていただきます。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

インナーチャイルドを癒やすためには、複数の手法があるのですが、今回はその中でも、インナーチャイルドの「カウンセリング」についてお話をしたいと思います。

まだ、カウンセリングを受けたことがない方にとっては、どのようなことをするのかがわからず二の足を踏んでいる方もおられるようですので、是非参考にしていただければ幸いです。

カウンセラーを信頼できるか?

インナーチャイルドのカウンセリングを行うのは、「カウンセラー」です。専門の心理カウンセラーがこれを行います。

といっても、カウンセラーは国家資格ではありません。

カウンセリングを学ぶ学校や通信教育もたくさんありますが、それらのほとんどが、それなりの時間をかけて学ぶ専門的なものである一方で、1日や2日の集中講座でインナーチャイルドカウンセラーの知識を伝授しているところもあり、心の問題に悩んでいる人にとっては、心理カウンセラーの選択は非常に難しいのが現実です。

私も「心理カウンセラー」の一人ですが、私の立場から言わせていただければ、心理カウンセラーが信頼できるかどうかは、カウンセリングを利用する人の直感と感覚、そして、カウンセリングを始めて1ヶ月2ヶ月と経過した後に、いかに効果があるか……ということにかかっています。

会ってみなければわからない、と言うこともできます。

実に曖昧な側面は否めませんが、インナーチャイルドのカウンセリングを検討しているなら、まずはカウンセラーに会ってみることです。

任せてみようという直感が働いたり、「だめもとでもこの人と……」と思えたならそれもまた、直感のひとつです。

不信感のあるカウンセラーでは、いかに実力のあるカウンセラーであっても効果はあまり期待できないと言えるでしょう。

現在では、インターネットという便利なものも発達しているので、口コミなどを見られる場合もあるかと思います。是非参考にしてください。

さて、実際に、インナーチャイルドのカウンセリングが始まるときは、多くの場合静かな部屋や、静かなBGMのかかった部屋で、目を閉じて行うことになります。

インナーチャイルドに会いに行くための手法は、カウンセラーによっても多少異なることがあるようです。

共通しているのは、リラックスできる空間とムードが必要だということで、音楽や、癒やしの音のCDをかけたり、アロマやお香を焚いたりということもあります。

カウンセリングのひとつの例をご紹介しますね。

ある女性の例・子供の自分はひきつった笑顔をしていた

この日、カウンセリングに訪れたのは40代の女性です。

彼女が悩んでいるのは人間関係。友人に言いたいことが言えないというだけではなく、いつも人からバカにされる、見下されていると感じるのです。

でも、そのバカにしてくる人と離れることができない。不快感は毎日募り、悩んでカウンセリングに辿り着きました。

インナーチャイルドのカウンセリングは、幼い自分を想像するところから始まります。

女性であれば女の子を、男性であれば男の子を想像してもらうと、自然と、特定の年齢の少年、少女が思い浮かべられます。

彼女の場合は、思い浮かべた少女の年齢を伺うと、5・6歳、小学生の低学年くらい、とのことでした。

その子の表情を聞いてみると、笑っているといいます。でも、それは心から楽しい、明るい笑顔ではありません。

引きつっている笑顔です。なぜ、そんな笑顔を浮かべているのでしょう?

そのわけは、彼女に聞くとすぐにわかりました。

一緒に遊んでいた姉から馬鹿にされたというのです。

彼女には、一緒に遊んではくれるけれど、日常的に彼女をバカにする姉がいました。

行動も鈍くさかったし、成績面などでいつも姉に劣っていたのは確かでしたが、母親に泣きついても、バカなんだから仕方ないでしょうと言われるだけ。

いつもそれに傷つきながらも、姉に遊んでもらえなかったら家族の中での居場所を失う……その思いから、彼女はいつも姉について回り、いつもバカにされていました。それが愛されていることだと信じようとしてきたのです。

このことは彼女が大人になるまで影響を与え、「バカにしてくる人は愛してくれる人」として、愛着を持ち、そこから逃げられないようにしてきたのです。

頑張って笑っている幼い自分に、「もうムリをして笑わなくても良いんだよ」と伝えてみます。

すると、幼女の顔から笑みが消えたと彼女は言いました。「泣きたかったら、泣いてもいいんだよ」と伝えると、幼女は泣き出しました。

小さな声で、そしてやがて大きな声で泣き出したといいます。彼女もまた、まぶたの中の幼女と共に涙を流しました。

しばらく、幼女を抱きしめてもらい、「馬鹿にされて、辛かったね」「よく頑張ったね」と共感を伝えてもらいます。

やがて落ち着いたら、幼女と手をつないで姉に会いに行きました。

彼女の姉もまた、幼い姿をしています。その姉に、幼い彼女から、「バカにしないで。かわいがって」と伝えようとしましたが、姉に対する恐怖感からか、そのカウンセリングで伝えることはなかなかできませんでした。

彼女のインナーチャイルドが本当に癒やされるまでは、まだ月日を要しますが、いつかお姉さんにそれを伝え、失われた自尊心を取り戻し、苦しい人間関係からも脱却される日が来ることでしょう。

インナーチャイルドのカウンセリングは、幼いあなたに会いに行く長旅です。カウンセラーの誘導に従って、想像力を働かせる形式ではありますが、それはあなたの心の奥に潜んだ幼い頃のあなたを、思い起こし、それと対話するということ。

思い起こすのも苦しいという、深い傷を負ったインナーチャイルドを相手にすると、1度や2度のカウンセリングでは、少しの対話もできないという場合もあります。

しかしカウンセリングが進むと、インナーチャイルドに少しずつ笑顔が見られるようになり、やがては屈託なく自由な、輝く可能性を持ったワンダーチャイルド(マジカルチャイルドとも言われます)に変化してゆくのが見られることでしょう。

そのとき、大人のあなたも、本来の自信と可能性を取り戻すことができるのです。

インナーチャイルドのカウンセリングについての話はいかがでしたか。人生を豊かにする心の学びをもっと得たい、知りたいという方はこちら

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