職場に大人のアスペルガー症候群と思われる人がいます。どう対応したらいいでしょうか?

大人の集まる社会においても、わりと困ってしまう性質を持つ方もいます。中にはアスペルガー症候群を抱えている方もいるかもしれません。そこで今回はその症状を抱えている方との上手な仕事の仕方についてお話していきます。


こんにちは、心理カウンセラーのサチです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

“アスペルガー症候群”の人とともに働く現場づくり

あなたの職場に、
・仕事の方法に強いこだわりがある。

・自分のペースを乱されると機嫌が悪くなる。

・仕事は細かいのに、段取りが悪く作業効率が悪い。

という性質を持つ人に、心当たりはありますか?

こういった“困った”タイプの大人は、社会にいくらでもいそうですが、問題は、その性質が度を越すことで、本人や周囲が困ってしまうことです。

職場なら、作業効率にも支障がでて、不利益にもなりかねませんよね。

しかし、そのために、“アスペルガー症候群”の人を排除しようというのは、少し違います。

“アスペルガー症候群”を含む“発達障害”と呼ばれる人は、程度の軽いものも合わせると10人に1人の割合だと言われています。

つまり、排除できる人数ではありませんし、仮に排除したとしても、組織としてマイナスになるのです。

お互い、うまく折り合っていく方法を見つけていく方が、より建設的というワケですね。

そこで、『“アスペルガー症候群”の人と気持ちよく働くためのポイント5つ』アドバイスしましょう。

1、“作業マニュアル”&“スケジュール表”を作成する

“アスペルガー症候群”の人は、作業手順を組み立てたり、仕事を終わらせるためにかかる時間を目算することが苦手です。

そこで、それを補うために、「誰が・いつ・どこで・何を・いつまでに・どれだけ」仕事・作業をするのか、マニュアルやスケジュールを作成しましょう。

手間に感じるかもしれませんが、最初に“作業日報”のようなもののひな形を作り、それをコピーして使用すれば簡単ですよ。

2、仕事の“適性”を再検討する

“アスペルガー症候群”の人は、得意なものとそうでないものとのギャップが大きく、“ジェネラリスト(何でも屋)”をすることに向いていません。

もし、今の現場の中では「この人は使えない!」と、周囲がお手上げになったとしても、意外な分野で“スペシャリスト(専門家)”として輝くことが少なくありません。

その人に合わせて、配置換えをしたり、任せる仕事そのものを変えるというのも、一つの手でしょう。

3、あいまいな表現は避ける

“アスペルガー症候群”の人は、抽象的な表現のニュアンスを理解するのが苦手で、言ったことをそのまま受け取ってしまいます。

誰かに、「できるだけ早く」とか「適当に」と指示されても、どのくらいの尺度なのか全く分かりませんし、「近いうちにお返事します(伺います)」と言われれば、いつまで経っても待っています。

そこで、「○日後の午前中までに」と指示する、「適当に」のラインを可視化するようにしましょう。

「あれ・それ・これ」は、本気で「どれ?」と迷うので、多用しない方がスムーズです。

4、ルールやマナーは“明文化”する

“アスペルガー症候群”の人には、大人なら大抵身に着けている、“暗黙の了解”を理解することや、“空気を読んで”行動・発言することが苦手です。

「このくらい、言わなくても分かるだろう」と放っておくと、ルール違反・マナー違反になることを悪気なくしてしまいます。

「取引先の人が来たら、○○と挨拶をする。」とか、

「自分の仕事が終わったら、○○を手伝う。」というように、

その職場独自のルールも含め、できるだけ“明文化”すれば、トラブルが減少するでしょう。

5、マメに声がけをする

いつもは冷静な人であっても、“アスペルガー症候”の部下・同僚に対して、ついイライラしてしまうこともあるでしょう。

しかし、相手には悪気がないことも多いので、それを念頭におきながら、改善策を模索してください。

「仕事をするうえで、何か困っていることはありますか?」

「人間関係に、悩み事はないですか?」

声がけをするだけでも、相手が何を求めているのかが分かるかもしれません。

もし、“アスペルガー症候群”の人と仕事をするうえで、どちらか(または双方)に大きなストレスを抱え、現場では処理しきれないようでしたら、企業の産業医・産業看護職(保健師・看護師)を通じて、専門医に相談するという手もあります。

アスペルガー症候群をもつ大人との上手な接し方についての話はいかがでしたでしょうか。心の問題に負けないで自分らしく生きていく方法を知りたい方はこちら

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