いじめの体験が強烈に残っているとPTSDになりやすい?

学校でいじめられたことがある、本来はあってはいけないことだと思います。このいじめの経験からPTSDになってしまうということもあるんですね。今回はこのいじめとPTSDの関連性についてお話していきます。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、

「いじめとPTSD」

ということについて、考えてみたいと思います。

PTSDとは、通常は、1度の、強烈な恐怖を伴う体験によって引き起こされる心の問題です。

その切っ掛けとなるものは、暴力や、事故であったり、阪神大震災もPTSDの原因として有名になりましたね。

ところが、いじめはこれらとは違います。たった1度の恐怖体験ではありません。

必ずしも、死を予感させるような体験であるとも言えないでしょう。しかし、PTSDの原因にはなり得ます。

いじめによく似たものが、虐待です。どちらも、繰り返し繰り返し、自分を否定される行為が続きます。

しかし、自分を否定してくる相手と、何らかの関係を築きつづけなければ、生活することができません。

このような矛盾した状態に長く置かれ、心が歪んでしまうことは確かにあります。

これは、通常のPTSDとは区別して、CPTSD(複雑性PTSD)と呼ばれることもあります。

ある、ノルウェーの調査では、「いじめられた経験がある」という中学生たちのうち、男子では27.6%、女子では40.5%に、CPTSDの症状がみられました。

この実験のことを見ずとも、日本でも多くの子どもたちが、いじめに遭ったことを切っ掛けにPTSDの症状を訴え、大人になるまで苦しんでいる人もたくさんいます。

いじめの体験がPTSDにつながりやすい、というのは確かな事実です。

上記のノルウェーでの調査は、もうひとつ興味深い事実を私たちに示してくれています。

それは、ひとりの人間が、いじめの被害者であるだけではなく、加害者となる場合もある……ということです。

つまりあるときは誰かにいじめられ、しかも、同じ人間が、あるときは誰かをいじめているということですね。

これはノルウェーだけではなく、日本でも言えることでしょう。

いじめの被害者はその辛さを知りながらも、他の誰かをいじめることがある……

それは、子どもという時代の心の弱さを露呈するものでもありますが、その辛さを他人にも味わわせてはならないという、大人からの教育の重要性を指し示してはいないでしょうか。

ひとりでも多くの子どもたちを、かかる必要のないPTSDから守るのが、大人の仕事であるようにも思います。

PTSDといじめの関連性について分かりましたでしょうか。心が元気になるような話をもっと聞きたい方はメルマガ登録こちら

◯この記事がお役に立ちましたらぜひソーシャルメディアで共有してくださいね^^

最新の人気記事

サブコンテンツ