私は、こうして 双極性障害Ⅱ型を克服できた。誰でもできるたった3つのコツ

私は双極性障害という症状に苦しんできました。ですが今では日常生活に大きな支障が出ないまでに回復しています。どうやって双極性障害Ⅱ型を克服できたか。今回は3つのポイントにまとめてご紹介します。


こんにちは、心理カウンセラーのサチです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

私は今でこそ一人の社会人として仕事をし、大きな支障なく日常生活を送れることができていますが、
以前は、“双極性障害Ⅱ型”の症状が重くあらわれいて、とても辛い日々を過ごしていました。

それまで、うつ病、不安神経症の治療を受けていましたが、
双極性障害Ⅱ型”とはじめて診断されてから、治療方針がシフトし、
大体半年~1年くらいで感情の波が、以前より穏やかになり、
2~3年くらいで生活全般のパフォーマンスがグッと上がり、
3年目以降では、感情の波がさざ波程度までコントロールできるようになりました。

これは、長く双極性障害の症状に悩まされるケースもあるなか、早く克服した方だと思っています。
早くても、自分自身で症状を把握できるまで、2,3年~数年はかかるのです。
しかし、“双極性障害”は、適切な治療を受けることで、
問題なく社会生活を送れるようになる可能性は決して低くありません。

だから、決して、“双極性障害”と診断されたからといって、悲観する必要はないんですよ。

ここでは、双極性障害Ⅱ型を克服した私が、症状を緩和・改善・再発防止に、
最も大切だと思ったポイントを、3つお話ししましょう。

1、“双極性障害”というキャラクターを受け入れる

“双極性障害”を含め、いわゆる、精神科領域の病気・症状は、まだまだ偏見の目でみられることが多いと感じます。
しかし、世間からそう見られるだけでなく、自分で自分の症状を偏見の目で見てしまうのは、どうかやめてほしいのです。
それではとうてい、自分自身を認められず、好きになることもできませんからね。

私の場合は、まず、“双極性障害”というのは、病気ではなくて、一つのキャラクターなんだと考えるようにしました。
実は、双極性障害(Ⅰ型またはⅡ型)ではないかとされている、偉大な有名人がたくさんいて、例えば、
手塚治虫、岡本太郎、太宰治、夏目漱石、石川啄木、宮沢賢治、
ミケランジェロ、ヘミングウェイ、ゴッホ、チャイコフスキー、ゲーテ、リンカーン・・・などがそうです。

いかがでしょう?
そうそうたる顔ぶれなのに、少し驚きませんか?

“双極性障害”の方は、地道にコツコツ同じことをすることには向いていませんが、
画家や作家といったクリエイティブな仕事で、能力を発揮しやすい性質を持っています。
つまり、“双極性障害”は、一つのキャラクターということですね。
もし、ご自分・ご家族が“双極性障害”だとしても、必要以上にデメリットを感じる必要はありません。
前向きに、治療に臨みましょう。

2、治療・服薬は、絶対に医師、薬剤師の指示を守る

調子が悪くなったら病院に行き、治ったら行かなくなる、当たり前の行動に見えますよね。
しかしこれは、打撲やねんざ、軽いやけどや虫垂炎など、
治療をすれば、ほぼ完治する症状が対象であって、“双極性障害”には不適切な行動です。

しかし、それでも、治療を軽視して、症状が一旦落ち着いて、日常生活に困らなくなると、
勝手に服薬を中止したり、病院にすら行かなくなるケースは、残念ながら少なくありません。
しかし、そういったケースのほとんどは、再発し、症状が悪化して、また来院しなければならなくなります。
そうなると、治療をゼロからどころか、マイナスから始めることになり、誰よりもご本人が一番困ることになるのです。

治療の初期、過渡期にいれば、終わりのない治療に、明るい展望が見いだせないかもしれません。
しかし、“双極性障害”は、治療を続けることで、日常生活に支障がなくなるまで症状を回復することは可能ですし、
そこまで落ち着けば、それ以後は、月1回~2、3ヶ月に1回の通院サイクル、決められた服薬をするだけで、済んだりします。
かくいう、私も、その一人です。
(もちろん、次の診察の予定より前に、調子が悪いと感じたら、予約を前倒ししましょう。)

3、自分の波を測る、客観的な目を育てる

激しい“躁状態”、“うつ状態”を脱したら、次のステップに進みましょう。

“双極性障害”の症状による、気分の波を、自分で自分を観察できると、
“躁状態”による無茶な行為や、“うつ状態”による負のスパイラルを、うまく和らげられるようになります。
薬やカウンセリングだけでは、再発をゼロにするのは、かなり難しいのですが
『症状・状態の客観視』という方法は、再発の芽を摘むという意味で、
再発防止、再発を最小限に食い止めることに大いに役に立ってくれるでしょう。

“客観的な視点”なんて、なんだか難しそうと思われるかもしれませんね。
これは、誰もが、最初から備わっているワケではありません。
私も最初は、そんなものはこれっぽっちも持っていませんでした。

では、いったい、どこで養えるのでしょう?
それはまず、カウンセリングでの、医師やカウンセラーとの対話の中で、養うことができます。
カウンセリングの大きな目的は、症状を悪化させがちな思考のクセを、“矯正トレーニング”することですからね。
“矯正トレーニング”と言っても、決して、スポ根アニメのような、
ストイックでハードなトレーニングをするのではないので、ご安心ください。

カウンセリングを通して、内省をし、自分の思考のクセに“気づくという方が、近いと思います。

また、私は、平面の波形グラフで、自分の今の気分の波を測り、最悪を-100、最高を+100で表現しています。
そうすると、第三者にも分かりやすいのです。

「先月は、-20~+10を行ったり来たりの、パッとしない日が続いたけど、
最近、1週間くらいは、+10~+40くらいだから、調子が良くなってきたぞ。」
「でも、+50以上になると、イライラしたり、衝動買いが多くなるから、気をつけよう。」
みたいな感じです。

これは、私の方法ですが、みなさんそれぞれ、自分なりの症状の度合いの表現方法を、用いても良いですよ。

私は、今もこの3つを守って、症状に生活を支配されることなく、平穏な日々を送っています。
双極性障害Ⅱ型は克服できます。
あなたも、“双極性障害”であることを、気にしなくてもよくなるようになることを、願ってやみません。

双極性障害Ⅱ型と上手につきあって克服していく3つのポイントについて分かりましたでしょうか。自分に自信を持って自分らしく生きていくためのヒントを得たい方はこちら

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